目と脳・皮膚の老化防止・若返り(Anti-Aging)について

加齢性眼疾患には網膜の黄斑部変性、白内障、糖尿病性網膜症、加齢性視力低下などがあります。また、加齢により脳代謝の低下(動脈硬化や変性など)、皮膚の活性・代謝の低下、また身体能力の低下などがあり、これら加齢変化を加速するものの原因の一つに、微量元素やCoQ10の項目で説明しているように、活性酸素(フリーラジカル)があります。
1.目に必要な栄養素と若返り
ベータカロチン:ブロッコリーや人参などに多く含まれます
体内でビタミンAに変わり、角膜や粘膜の上皮組織の分化を促し乾燥や変性から粘膜を保護し状態を健康に保つのに作用します。
アントシアニン:ブルーベリーやビルベリーに多く含まれます
活性酸素(フリーラジカル)から網膜の毛細血管を保護し血液循環を活性化する作用を持つ抗酸化物質が含まれています。さらに、抗酸化物質は白内障や糖尿病にも有効といわれています。
フランス海岸松樹皮エキス:フラバンジェノールとして最近話題になっています
天然にある強力な抗酸化物質でビタミンEの170倍以上、ビタミンCの340倍以上の抗酸化作用を有するといわれています。この強力な抗酸化作用で皮膚の損傷(老化)や炎症などの活性酸素によるダメージからからだ全体の細胞を保護する働きがあります。また、脳内でも抗酸化作用によってコラーゲン生成を助け脳を若く保つように働きます。
イチョウ葉エキス
カテキンなど13種のフラボノイドが含まれており強い抗酸化作用を有していて毛細血管の保護・強化に有用で視神経の血液循環を改善させる働きがあります。
リコピン:トマトに多く含まれることで知られています
強い抗酸化作用を有し、活性酸素から細胞を保護する働きがあります。
その他、ルテイン、ブドウ種子エキス(プロアントシアニジンを多く含む)、ビタミンC、ビタミンEなどが活性酸素からからだを保護する抗酸化作用があることで知られています。また、ヘスペリジン・ルチン(ビタミンCの作用に必要)や亜鉛、銅、マンガン、セレンといった微量元素も活性酸素から目、皮膚、脳を保護するためには必要な栄養素です。

2.脳や皮膚の老化防止
日々の食事を通して食品からCoQ10を始めとする抗酸化栄養素を摂取することは可能ですが下記の表に示すように必要な量を摂取しようとするとかなり多くの食事量となります。そのためにサプリメントをうまく利用していくことが有用です。

老化を防ぐ効果が期待できる、癌の予防に効果的、糖尿病や肝疾患の治療にも有用、また免疫能を高めたりアレルギーの反応を抑えるなどの効果を有し、さらに、「目に良い」とされる多くのサプリメントがありますが、上記の成分を吸収されやすいようにバランスよく配合し加齢による眼疾患・視力低下の予防のみならず脳や皮膚の加齢変化老化)にも予防的効果のあるサプリメントとして、ナチュメディカ(株)の「ミル・チカラ」を推奨します。むらかみクリニックでは「ミル・チカラ」と、微量元素とビタミンを吸収されやすいかたちでバランスよく配合してあるマルチビタミン・ミネラルの「ナチュバイタル」、強い抗酸化作用で活性酸素からからだを保護する「コエンザイムQ10」も取り扱っております。

 
ナチュメディカ(株)パンフレットより

第1回目はn-3系脂肪酸について 
第2回目は食物繊維について
 (水溶性食物繊維製品の紹介) 
第3回目は微量元素と病気について 
第4回目は特殊栄養成分と生活習慣病の予防について 

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