クリニック紹介

検査設備:
上部消化管内視鏡検査、超音波検査、レントゲン検査、心電図検査(24時間心電図)、呼吸機能検査・睡眠時無呼吸症候群(SAS)検査など
    
経口胃内視鏡装置    2017年2月までの経鼻胃内視鏡装置
最近は電子内視鏡検査が主流で、これは先端にCCD(いわゆるデジカメ)がついた内視鏡のことで外のモニターで観察し外部の記録装置に画像を保存します。当院では画像保存にDVD レコーダーを利用しており、検査終了直後に映像を見ながら説明することができます。

経口的上部消化管内視鏡も細いタイプを採用して、なるべく検査の時の不安や苦痛を無くすように努力しています。

2006年6月から経鼻的上部消化管内視鏡検査装置を導入しました。内視鏡の径が5.9mmとかなり細く、挿入時の不快感は大きく改善されています。2017年3月から新機種に変更しました。
 
2017年3月からの経鼻胃内視鏡装置      経口的内視鏡と経鼻的内視鏡の径の比較

腹部超音波検査は、肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓などの病気の診断に威力を発揮します。胆石、尿管結石の診断は容易ですし、肝臓癌は小さなうちに診断が可能で治癒率の向上に役立っています。糖尿病のある方は膵臓の病気が合併しやすく、特に膵臓癌の早期診断のためにも定期的な検査をした方がよいでしょう。また、甲状腺疾患の診断や乳腺の腫瘤、卵巣・子宮の病変の診断にも有用です。心臓の弁や心筋の動きの診断、心機能評価などにも使われています。最近は、脳動脈硬化症の早期診断と脳梗塞などの疾患予防のため頸部血管の内膜厚を測定することが行われています。血管血流の測定も可能です。当クリニックで導入しているフルデジタル超音波診断装置でこれまでの腹部臓器の診断はさらに詳しく行えるようになりましたし、頸部血管や甲状腺、乳腺、リンパ節などの表在性腫瘤の診断にも大変有用です。

     

レントゲン検査は一般的に知られている胸部X線検査、腹部X線検査などのほかに、バリウムを飲んで検査する上部消化管造影検査(胃透視)や大腸に直接バリウムを入れて撮影する注腸造影検査などがありますが、最近はほとんど内視鏡検査が行われています。今回、機器の老朽化により消化管造影検査用の機器は廃棄しました。詳しく画像の情報を得られる検査に、CT、MRI、最近はPETなどがありますが、当院では、こういう検査が必要な場合、できるだけ迅速に検査できる医療機関(放射線科)を紹介するようにしています。

呼吸機能測定は、気管支喘息や最近喫煙などの影響で増えつつある肺気腫、また肺線維症など慢性呼吸器疾患における肺の働きを測定して治療のための正確な診断を行うことができます。

治療設備:
マイクロウエーブ治療器(右写真の装置:局所の血行促進等による温熱治療)
前述のインブレイスに似ていますが、こちらは全身に対して局所の温熱治療を行います。例えば、腰だけ、膝だけ、肩から首にかけてなどの範囲で弱い電磁波をあてて局所の血行を促進し神経の代謝を助け拘縮(こり)や痛みを緩和します。電磁波といってもごく微弱なもので単一周波数でからだには害はありません(医療器具として承認されています)。

左写真の機器は血球計算機器で、白血球、赤血球、血色素、ヘマトクリット、血小板、CRPなどを数分で計測することができ、細菌性感染症やウイルス性疾患の鑑別やその重症度の判定に大変有用な情報を得ることができます。

      

※全身温熱療法の Embrace III と牽引治療のマクターロイヤルクラウンは終了しました。

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