ASSCAの活動内容
援助が必要な中国の地域は非常に広大で、毎年の努力と経済発展に伴って感染の頻度は減少してきている。しかし、それでも感染者は100万人に及んでおり、感染する危険がある人々は1、000万人に達すると言われている。日本から中国への医療分野における援助は、公的にも私的にも既に行われてはいたが、我々の印象ではやはり中国の中でも、大都市の病院や研究機関の援助に集中している感じで、内陸部に多い寄生虫疾患等への地道な医療活動に対する支援は少ないように思えた。

(1)参加者
 寄生虫疾患診断の基本である便検査専門家や住血吸虫症診断法の一つである超音波検査(記録含む)と現地スタッフの検査指導、及び学童への衛生教育を担当するスタッフ7−10名が参加し、現地に約2週間滞在して活動する。

(2)活動場所
  ここでは、今まで活動を行った村を示す。

 

四川省

江西省

1993年   飯湖村(ファンフー村)
1994年   飯湖村(ファンフー村) 
1995年 眉山県(メイシャン県) 飯湖村(ファンフー村)大洪水の年 
1996年 盤鰲郷(パンアオ郷) 飯湖村(ファンフー村)
 
1997年 盤鰲郷(パンアオ郷)  新華村(シンファー村) 
1998年 盤鰲郷(パンアオ郷)  新華村(シンファー村) 
1999年 長秋郷(チャンチュウ郷) 高豊郷(ガオホン)永豊村(ユンフォン村) 飯湖村(ファンフー村)
2000年 長秋郷(チャンチュウ郷) 永豊村(ユンフォン村)
2001年 晋風郷(ジンフォン郷) 玉豊村(ユーフォン村)
2002年 晋風郷(ジンフォン郷) 玉豊村(ユーフォン村)

ラオス

ラオス

2003年 チャンパサック県コーン郡(コーン島)
2004年(計画) チャンパサック県コーン郡(コーン島)
詳細は「今までに活動を行った村(中国)の紹介」へ(各村の名前をクリック)。

(3)診療活動

   A. 便検査   B. 超音波検査   C. 血液検査   D. 衛生教育

   E. 自立を目指して現地の専門家の育成   F. 診断機器の提供

ASSCA活動内容目次